自宅トレは難しい

ガチムチになるにはホームトレーニングは厳しい

今回は、ホームトレーニングの難しさについて書いていきます。

最初に断っておきますが、ホームトレーニングを否定しているわけではありません。
特に今のご時世、コロナウィルスのことも気になりますよね。そんな理由からホームトーレニングを考える人も多いでしょう。
あなたがすでにホームトレーニングで成果を出しているとか、継続できる自信があるのであれば、何の問題もありません。
この記事は読んでいただく必要性はないです。

ただ、もしあなたが筋トレ初心者であったり、これからガチムチになるために筋トレを始めようと考えているのであれば、一読しておいて損はないと思います。

また、この記事は僕自身が実際に経験したことを元に作成しているため、色々な意見があると思います。一つの参考として読んでみてください。

ホームトレーニング=楽をしてしまう

ホームトレーニングは気軽に取り組めるので実践したいという人もいるでしょう。
「気軽」という言葉は「簡単に」とか「気楽に」という意味が込められています。
ではちょっと考えてみてください。

「気楽に簡単にガチムチになれますか?」

どうでしょう。簡単にガチムチになれますか?
もちろん、簡単にガチムチになれれば、それに越したことはありません。
でも、もしあなたが簡単にガチムチになれているのであれば、この記事は読んでいないのではないでしょうか。

おそらくこの記事を読んでくださっているあなたは、早くガチムチになりたいけど家でできる手軽な方法はないか、という思いがあるのだと思います。

初心者に限った話で言えば、ホームトレーニングは確かに気楽に始められますが、限界があるのです。
それをこのあと話していきます。

こっそりと大きくなりたかった過去

僕が20代前半の時、身体を大きくしたくて何度も自宅での筋トレを試しました。

でも、何度も何度も挑戦するわけですが、続かないわけです。
いっときはブルワーカー(アイソメトリックスを応用した筋トレ器具)を購入して、これでデカくなれる!とテンションが高まったのですが、結果的に継続できませんでした。

ホームトレーニングは誰にもみられずに筋トレできるため、頑張っている人も多いと思います。
痩せていたり、太っていたりすると、あまり他人に見られたくないですしね。
当時僕も痩せていましたから、そんなみっともない身体を他人に見せたくないという気持ちがあり、ジムに通わずに自宅での筋トレを頑張っていたのです。

23歳の時ですが、結果的にそれでも何とか1年間ホームトレーニングを継続できました。
そのあとは、ジムに通うことを決意したのです。
ではなぜホームトレーニングを辞めたのかを、次で書いていきます。

ジムに通うことを決意した理由はツライから

ツライ
自宅トレってなぜツライのか

ツライんですよ、自宅トレって。
ツライってどういうことかと思いますよね。
自宅で筋トレできるのであれば、お金もかからないし、他人に見られないから良いじゃん、と思われると思います。
僕もそう思っていました。

最初はテンションが高まって筋トレを始めるわけですが、そのうち思うわけです。

「なぜ、くつろぐはずの自宅で疲れなきゃいけないんだ?」って。

だから、自宅トレがツラくて嫌で嫌でたまらなかったのです。
仕事から帰ってきて食事した後、家族はテレビを見たり、お風呂に入ったりしてくつろいでいます。(この時は実家暮らしだったので、家族と同居してました。)

でも、自分は筋トレしなきゃならない。1時間くらい筋トレに拘束されてしまう。
なんでこんなことしなきゃならないんだろう?

そんなことをず〜っと不満に思いながら、筋トレしていましたね。
あなたが筋トレ初心者であれば、ホームトレーニングを始めると同じように思うかもしれません。

環境を変えることがガチムチへのショートカット

ホームトレーニングを1年継続できたからかもしれませんが、筋トレを辞めようとは思いませんでした。
せっかくツライ思いまでして続けてきたのに、ここで辞めちゃったら全く意味がない、と思ったわけです。
そういう意味では「自宅トレは継続する意思を強くしてくれた」と今では思います。

心機一転。ホームトレーニングを卒業した僕は、ジムを探し始めます。
でも当時、今ほどジムやスポーツクラブってなかったんですね。
そして何とか、会費も抑えられて通いやすい個人経営のジムを見つけて、そこに通い始めました。

そして通い始めたジムで感じたことがあります。
それは「感激」したことです。
感激した理由は、ワクワクして面白くて楽しいから。

なぜそんなにワクワクしたのかというと、筋トレしているのが自分一人ではないからです。
当然、他の会員も筋トレをするためにジムに来ています。
そんな環境が楽しくてテンションが上がり、モチベーションも維持できるわけです。

ガチムチになるために必要な2つのものでも書きましたが、同じような志を持っている人がいたり、自分が目指す体型の人が近くにいる環境というのは、確実に良い影響を受けます。
良い影響とは、自分をそっちに引っ張り上げてくれるということです。
ガチムチを目指しているのであれば、ガチムチの人が頑張っている環境に身を置く。

自分一人で筋トレをしている環境よりも、自分に良い影響を与えてくれる環境で筋トレをするほうが、確実にガチムチへの近道になります。

メリットとデメリット

僕が感じたホームトレーニングのメリットとデメリットを次に紹介します。
この内容をみて、ホームトレーニングが自分に適しているかの判断材料にしてみると良いでしょう。

ホームトレーニングの特徴

★メリット

  • 気軽に始められる
  • お金がかからない
  • いつでも筋トレできる
  • ジムへ通う時間が浮く
  • 他人に見られない
  • コロナウィルスなどの感染症の心配がない
  • マスクをしたり、アルコール消毒が不要

 
★デメリット

  • テンション、モチベーションの維持が難しい
  • 他人からの刺激を受けられない
  • 独学で始める事になる
  • 扱う筋トレ器具、マシンに限界がある
  • 補助してくれる対象がいない
  • 筋トレに関するフレッシュな生の情報が得られない

こんな感じでしょうか。
ジムへ通う場合は、ホームトレーニングのメリット・デメリットが逆になります。

自己管理の難しさ

ホームトレーニングを継続するということは、自分で自分を管理する必要があります。
管理とは、トレーニング内容もそうですが、メンタル的な部分がとても重要になってくるのです。
僕はこれが非常に苦手でした(笑)。

筋トレのベテランであれば、自己管理はそう難しいことではありません。
逆にベテランは自己管理しないと落ち着かないでしょう。
そのため、コロナの影響でジムへ通えない時期でも、ホームトレーニングで継続することは苦ではないと思います。

ちなみに僕は一応ベテランになりますが、自己管理が面倒臭かったので、コロナでのジム休業中は筋トレを完全に休みました(笑)。
これはこれで、休暇というトレーニングとして考えたので、焦ったりすることはなかったです。
また、コロナとは関係なく、過去に約1年ほど筋トレをしなかった時期もありますが、それは他の記事で紹介します。

話は戻りますが、筋トレ初心者の方はホームトレーニングでの自己管理はなかなか難しいと思います。
先に述べたホームトレーニングのメリットが、自己管理を邪魔すると言っても過言ではありません。

「お金を損するわけではないから、筋トレしなくてもいいや」
「他人に見られてるわけではないから、筋トレしなくてもいいや」
「面倒臭いしツライから、筋トレしなくてもいいや」

こんなふうに考えちゃったりするわけです。
ガチムチを目指すのであれば、これらの考えは大敵です。
これではいつまで経っても、ガチムチにはなれません。
過去の僕がそうだったように。

初心者にとって自己管理は難しいものです。
難しいのであれば、他人や環境に管理して貰えば良い、ということになります。
その答えがジムへ通うということですね。

1日も早くジムへ通う

以上の観点から、初心者がホームトレーニングを継続することはなかなか難しいと考えます。
ホームトレーニング自体は良いものです。僕のガチムチの友人で自宅トレを頑張っている人もいますから。
それを継続できるかどうかがガチムチへの道のりに影響を与えてしまうのです。

もしあなたがジムへ行くことを躊躇しているのであれば、その理由は何でしょうか。
僕が最初にジムへ行かずにホームトレーニングを始めた理由はこんな感じです。

・他人に見られるのが恥ずかしい
・お金がかかる

こんな感じだったかな、と思います。

でも、ジムの他の会員は僕の身体なんて見てません(笑)。
逆にガッチムチであれば目立つので見られると思いますが。
あと、どうしても他人の目が気になるのであれば、24時間営業のジムで早朝や夜中に通うという手もあるのです。

それと、最近のジムは会費が数千円〜1万円ほどです。
20代前半の人でも普通に働いていれば、それほど高い出費ではないでしょう。
利用料金の安価な区や市のスポーツセンターに通うという手もあります。
(ただし、料金が安くて利用者が多いため、モチベーションに影響します)

会費を払うということは、将来の自分への先行投資です。
投資しているということは、メンタルにも良い影響を与えます。
お金払ってるから行かなきゃ損ですよね。
しかもジムへ行けば、ガチムチへ確実に近づくわけですから。

だからもし、あなたがホームトレーニングを考えているのであれば、まずはジムへ通ってみてからでも遅くはないと思います。
あなたが一歩を踏み出して、ワクワクする楽しいジムライフを送れることを応援します。

楽しいジムライフ