こういう状況って、誰でも気になりますよね。
いつ誰がバレてもおかしくない。
どこでどうバレるかも予測できない。
だから、怖い。
もちろん、バレても平気な人や、普段からカミングアウトしてる人もいると思います。
でも、世の中のほとんどの人がバレたくないと思っているはず。
じゃあ、何かで疑惑をもたれてグレーな状況になったり、完全にバレてアウトになった場合、どうしたら良いと思います?
今回話す内容は、僕自身の経験から得た僕なりの考え方。
気になる人は読んでみてください。
役にたつかどうかはわからないですが。^^
僕の経験談
昔、当時通ってた個人が経営しているジムで、何でか知らんけどバレまして。
もちろん、自分で何かヘマをやらかしてバレたわけではないと思います。
いや、でも結果的にはヘマかな。
なんで、バレたのがわかったのかというと。
いつも話し相手をしてくれてる会員の連中が、一気に離れたんです。
一気にですよ?
そんなこと普通ないですよ。
急に僕を避けるようになってしまって。
相手が話しかけてくることは全くなくなって、こっちから話をしても、すごくよそよそしくて。
だから、わかるんですよ。
あれ?もしかしてバレたのか??って感じで。(苦笑)
でも、なんでバレたのかわからない。
いろいろと考えた結果、たどり着いたのが、某雑誌に小さいながらも僕の写真が載ってしまったんですよ。
もちろん、承知の上でですが。
確か、あるナイトイベントに参加した時に、主催者に勧められて写真を何枚か撮られてしまって。
それは僕だけではなくて、参加してる連中100人くらいは載ってたかな?
一人ずつ小さな顔写真が。(笑)
でも、こっち系の雑誌に載ったからといって、バレる可能性なんてあるの?って思いますよね。
ノンケが雑誌を見ない限り、バレることなんてないはず。その可能性がないこともないんですけど。
タイミング的には、雑誌に載った少し後くらいだったかな。
だから、それを見られたのかな?と。
ゲイ雑誌に載ったのは本当のことだから、仕方ない。
それをノンケがたまたま見つけてバラされたのなら、どうしようもない。
見たのが本当にノンケかどうかもわかりません。
雑誌を同じジムのノンケ会員に見られた(または聞かされた)というのは、あくまでも僕の推測なんですけど、確証を得るために彼らに聞くわけにもいかないですしね。
こういうのって、個人のジムやから会員連中に一気に広まるみたいですね。
大きめのスポーツクラブやなんかだと、バレても気にならんけども。
小さな個人ジムやで、周りが自分を避けてる雰囲気がすごく伝わって来るんです。
普通にいつも話をしてくれてた連中が、一気に離れるのはちょっと辛いですよね。
でも、そんなこと言ってたって仕方ない。
結局、僕はそのことを気にするよりも、体を鍛えたいからジムを変えた。
それでよいかなと思ってます。お互いにね。
そうなると「逃げたんだ」と思いますよね。
そう、僕は逃げた。自分のやりたいことを守るために。
前向きな逃走。(笑)
結局逃げたことには変わりないんですけど。
結果的にはそれで今があるから、逃げてよかったと思います。^^
そういう状況って突然来る
そう、こういう状況って突然来るんですよ。
なんの予兆もなく、いきなり。
例えば「お前、そうなの?」とか、突然聞かれます。
それか、今回みたいに周りが突然離れたり。
バレた相手が、親しい間柄や理解のある人なら、それほど気にしなくても良いと思います。
その場合、多分いつもとそれほど変わらずに接してくれるはずですから。
注意したいのは、僕のようにジムの会員とか、仕事仲間とか、それほど親しくないけど、よく顔を会わす相手にバレた時。
モラルがなかったり理解のない人は、こっち(バラされる側)に迷惑がかかるとか関係ないから、ネタとして周りに話しまくる可能性大!(笑)
「あいつ、そうなんやで!」てね。
洒落にならないですよ。
常に頭の片隅に置いておく
そんな状況に遭遇しないのが一番ですけど、誰しも可能性は0じゃない。
男二人で街歩いてるのを目撃されただけで、「あいつ、そうなんかも」と思われることもあるし、思われないこともあります。
休日に30代、40代以上の独身男二人で、おしゃれなカッコして歩いてたら、疑惑を持たれるかもしれません。
今やとSNSでバレる人も多いですね。インスタやツイッター、フェイスブックで直接覗かれることがなくても、繋がってる連中がこっち系やと、怪しく思われるかもしれません。
今、一番危ないのは、こっち系のスマホアプリ。色々ありますよね、赤いやつとか動物に例えたやつとか。^^
一時はニュースで話題にもなりましたよね。
アプリを使う以上、そのリスクは避けられない。
だから、いつバレたり疑いを持たれても冷静に対処できるように、そのことは頭に入れておいたほうが良いと思います。
そんな時の対処方法
対処法、というほどのものでもないけども、知らないよりは知ってたほうが落ち着いて対処できます。
だから、そんな状況になった場合のことを考えて、読んでみてください。
僕が実際やった対処法や、考えた方法を書いてみますね。
「お前、ゲイなの?」と直接聞かれた時
これは、実際に僕が遭遇した状況でのこと。会社の上司に唐突に言われまして。ちょっとびっくりしたけど。
こういう場合、焦って「違いますよ!」と否定しがちやけど、否定すると余計に怪しく思われます。
だから、落ち着いてこう答える。
「え?だったらどうします?(笑)」
軽く流すつもりで。
だから”(笑)”が大事。
これで疑惑が晴れるわけではないんですけど、少なくとも黒になるわけじゃない。
それか、こんな感じでも良いかも。
「え?なんすかそれ?まだそこまで困ってませんよー。彼女いるし。(苦笑)」
「彼女いるし」てのは嘘でも良いんです。それが本当かどうか確かめてくる奴なんて、滅多にいないし、後でどうとでもなりますからね。
それか逆をついて、こんなんも良いかも。
「実は最近、女に相手されないから目覚めちゃってw。」
て感じで。もちろん冗談交じりに。
ただ、こう交わしたからといって、グレーになったものが白になるわけではないです。
だけど、グレーを黒にするより全然良いし。
グレーはグレーのまま。
しばらくの間、相手や周りの反応を見つつ、特に何も接し方が変わらなければ、それで良いと思います。
周りから何も言われないが、ゲイだと疑われている時
この場合、確かめようがないから、放っとくしかないですね。
というか、気にしないことが重要。
気にしても、どうしようもないんですから。
聞かれてもいないのに無理して周りに「彼女いるんです」とか、言わん方が良いです。
ノンケでもおらんでしょ?そんなこと周りに言う奴。
周りの反応が、今までと変わらない接し方をしてくれるのであれば、そのままで良いと思うし。
明らかに接し方がおかしいのであれば、積極的に接する必要もないんです。
たとえそれが職場であったとしても、気にしたらだめです。
仕事はしないとだめですから、表面的なやりとりは必要。
だから積極的に接せずに、表面上のやり取りだけで良いと思います。
会社は、仕事をするところ。
ジムは、体を鍛えるところ。
だから、それを目的にこなしていれば良いんです。
目的をこなしていれば、周りは何も言わないですからね。
バレたことを周りに言いふらす奴がおった場合
この場合も、気にする必要は全くありません。
言いふらしてる奴がいても、全く放っといて良いんです。
なぜなら、そういう奴は他にもいろんなことを周りに言いふらしてる可能性が高いから。それはつまり、信用を失うような行為を行ってるから、周りから相手にされなくなるもんなんです。
でもそれでも、やっぱり気分悪いですよね。
どうしてもその状況が辛ければ、そこから離れるのが一番。
会社でもジムでも。
それが可能であれば、それが結果的に一番楽。
辛いと思ったら我慢せずに、とっとと辛い状況から離れること。
そうすれば、時間の無駄もなくなるし、鬱になったりノイローゼになることもないんです。
前向きな逃走ですね。^^
でも、それが可能でなければ、もう一つ手はあります。
それは、法で訴えること。
この場合、名誉毀損が当てはまるから、訴えることができます。
たとえ、本当にゲイであっても、ゲイでなくても名誉毀損で訴えれます。
でもこれは、最終手段。
それに、ちゃんと証拠が必要。
僕的には、法的手段に訴えずにそんな環境から離れるのが一番良いと思います。
悔しい気持ちもあると思うけど、次はもっと良い環境に行けると思えば、楽じゃないですか?^^
実際、僕はそのことが一因でジムを変えました。会社はその理由だけではなく、他に前向きな理由が一番にあって、結果的に変えました。
でも、すごく楽になりましたよ。^^
※ジムではバレたみたいで、会社では疑惑を持たれてました。(笑)
まとめ
バレたとか、バレたかもとか、僕らにとってはずっと付きまとう悩みですね。
でも、昔に比べたら今はずいぶんと楽になったと思いますよ。
社会的にもLGBTの権利を認められつつあるし、今の若い人たちは理解してくれる人が多いですからね。
昔は、特に地方では男色は「病気」扱いされてたし、今でもそう思ってる人は多いです。
でも、マイノリティが治るとか治らんとか、そういう問題じゃないですしね。
病気ではなくパーソナリティ(個性)といったほうが、なんかしっくりくるかも。
でも、個性なんて言ってしまうと「変態」扱いされるかな。(笑 もちろん、僕らは変態やないです)
僕は、もうずいぶん前に「俺はなぜゲイなんや?」なんて悩むことをやめました。
悩んだところで、ノンケになれるわけでもないですしね。
バイの人はともかく、ゲイでノンケになった人っているのかな?(隠れゲイは別)
バレたり、疑惑をもたれても気にしないことです。どうしても気になるなら、その環境から離れれば良いんです。
会社の場合、なかなか転職なんて難しいと思いますけど、前向きな考えで動けば、意外となんとかなるもんです。
なぜなら、40代で職を変えた僕がなんとかなってるから。^^