ED

勃たなくなる・・・。

男なら誰でも起こりうる事象。でも、できるだけずっと元気のままでいたい。バックをやらないから関係ないと思う人もいるかもしれない。でもですよ、僕自身が経験したことを踏まえると、バックをやるやらないは関係ありません。

理由は、勃たないとバックどころか自分でマスかくのも難しいわけですから。こんなん嫌ですよね。加齢とともにED(※)になる人も多いのですが、今回は僕が若くして経験したEDについて書いていきます。あ、でも加齢によるEDにも役に立つかもしれないので、一度読んでみてください。

※ED(Erectile Dysfunction):勃起不全

30歳でED?

僕がEDを感じたのは30歳のとき。30歳なんて、やりたい盛りなのになんでやぁ〜!!って一人悩んでいました。(笑) こんな悩みは人には話しにくいし、自分がEDだということを認めたくなかったのもあります。

認めたくなかった理由は、いたって健康体だったし、精神的な悩みもなかったから原因がわからず、年齢的にEDになること自体が不可思議だったからです。だから病気という形でとらえず、一時的な体調不良みたいなもんだと考えました。

そのため僕は治療とか薬とかは考えず、何かが体に足らないと思い込み、サプリメントを試し始めました。

いわゆる精力を向上させる男性用サプリとかですね。そして2〜3ヶ月継続したけど結果は変わらず。赤ひげ薬局とかで塗り薬とか購入しようかとも考えたけど、そこまではしませんでした。

そんな状態が続くとHすること自体に気がひけるようになっちゃって。ウケの遊び相手にも「気にするなよ」と気を使われてしまう始末。

うぅ・・どうしたら、ええんやぁ〜・・・(涙)と悩む日々が続きました。

EDの状態とは

人によりますが、僕の場合は行為の最中に途中で駄目になる。中折れってやつですね。それは相手のいるHのときも一人Hの時も同じです。

行為の最初は勃つ。でもだんだんムスコが大人しくなっちゃうわけですよ。そうなると、相手がいるHのときはプレッシャーを感じてますます勃たなくなる。一人Hのときは無理やり勃たせてフィニッシュする感じです。ただ、イッたあとはすぐに萎えちゃうし、快感も半減でしたね。(苦笑)

これは、男として辛いですよ。

原因は思わぬところから見つかった

もんもんと過ごしているとき、あるDVDを見ました。
映画タイトルは「スーパーサイズ・ミー」

それは、1ヶ月間マクドナルドを毎日3食食べ続けたらどうなるか?というドキュメンタリー映画です。被験者は監督であるモーガン・スパーロック本人。(なかなかカッコイイ監督)
1ヶ月間マクドのハンバーガーなんて、考えただけでも体に悪いはず。。

映画を観ていて「監督、大丈夫か」とこちらが心配になるような状況が続くわけです。
結果、1ヶ月経過する前にスパーロック監督には次のような身体的変化が起こりました。

  • 体重増加
  • 体脂肪率上昇
  • 躁うつ
  • ED
  • 肝臓炎

ここ注目。「ED」という身体的変化がおこってます。

映画の中では監督の彼女がそのあたりのコメントをしています。

「Hのときには勃つけど、前とはあきらかに違うの・・・」

このコメントは、僕にとっては印象的でした。

僕のEDもこれが原因かも!?

そう感じた理由は、実はここしばらく体をガチムチ化するべく、筋トレをかなり頑張って体重を無理やり増やしていたからです。プロテインをがぶ飲み、晩飯は2合飯食うなどして。

体重は確かに増えました。見た目もかなりガチムチ受けするガチムチに成長。そのことに超よろこんでいた自分。でも、それと引き換えにEDになってしまった可能性があります。

体重増加がなぜEDに関係するのか。正確にいえば、脂肪による体重増加が関係するといえます。脂肪が増えると血中脂肪が増え、血糖値も高くなり、血圧が高くなりやすいです。そうなると、血行不良が起こってしまいます。

つまり、勃起に必要な血液が性器に循環されにくい状態になってしまうわけです。

ただこれは、成人してから体重を増やした場合に多く、子供のころから太っていたり太りやすい体質の人は、太る体質に適応しているため、意外と健康体なのです。ガチムチになりたい側としてはめちゃくちゃ羨ましいですが。(笑)

大人になってから太った人でEDが気になる場合、僕と同じかもしれません。

ED改善方法はシンプル。ただし・・・

原因が判明すれば、EDを改善する方法はシンプルです。健康的に痩せることです。無理に食事制限するとかではなく、普通の食事に加えて運動をし体重を落とすこと。可能な範囲で摂取する塩分・糖分・脂肪分を減らしていくこと。

これだけで、EDを始め、血圧・血糖値が安定するだけでなく、生活習慣病予防になるのです。ただし急激に体重を落とすのではなく、少しずつ落とさないと体が追いつかなかったり、リバウンドしてしまいます。

でもですよ?

僕としては、あまり痩せたくない。やはり体はデカくしてガチムチになりたい。それはこのブログのテーマでもあります。

じゃあどうすればよいか。

答えは脂肪を減らして筋肉で体重を増やすことです。つまり筋トレをやる。筋肉増加はほとんどの場合、体に良い結果をもたらします。デカくなり、生活習慣病も予防し、将来歩けなくなる可能性も低くなるわけです。

加えて、腎臓肝臓を守るために暴食は控えて、プロテインの代わりに腎臓肝臓にやさしいアミノ酸やアミノペプチドのサプリメントを利用する。

ただ、脂肪で体重を増やす場合に比べて、筋肉増加は時間がかかります。できるだけ早く筋肉を増やすためにHMB、BCAA、クレアチンなどの摂取は有効です。お金かかりますけどね。

あと、補足として脂肪は体に必要なものです。アスリートで体脂肪率が一桁の人とかいますが、彼らはアスリート。脂肪がなくてもスタミナをつけたり、健康管理を維持できるように徹底しているため問題ありませんが、一般の人が脂肪を落としすぎると免疫が落ち、風邪などの感染症にかかりやすくなります。寒さにも弱くなります。

脂肪は多少はないと駄目です。ありすぎるのもよくありませんが、一般的な標準範囲の体脂肪率はあったほうが良いです。

ガチムチ体型のメインは筋肉で、脂肪はほどよくのっている体型が僕の理想。暴食しても問題ないのは20代までかな。30歳過ぎたら体と相談しながら体型を大きくしていくことを考えなければいけません。

ただ、一度無理やり食いまくって、体重増加してみるのもありです。生活習慣病やEDになりやすいかは人によって違いますからね。もしそれで体質に異常がなければそれはそれでラッキーだし、異常を感じたらやめれば良いんですから。

現在はギンギン継続

暴食をやめて脂肪を落としつつ、サプリメントをうまく活用して筋トレを継続し、少しずつ筋肉で体重を増やしていった結果、勃起力は回復してきました。いきなりではなく少しずつですけどね。

はあ、、本当によかった。。。

ではちょっとまとめます。
EDだと感じたら確認してみてください。

  • 脂肪による体重増加していないか
  • 血圧、血糖値、中性脂肪が高くないか
  • 暴飲暴食していないか
  • 塩分、糖分、脂肪分を取りすぎていないか
  • ジャンクフードばかり食べていないか

僕と同じような悩みを持っている方は、まずは体重を増やしたりしていないか、血圧や血糖値が高くないかなどを確認してみると良いです。

この記事を書いているのは40代後半ですが、普通に気持ち良くHできてます。ただ、バックをやるときはプレッシャーを感じてしまうため、ED治療薬を活用。ED治療薬は使うのと使わないのとでは全然違います。(笑)その話はまた別の記事で。