タイトルを見て「どういうこと?」と思ったかもしれない。

 

家族と同居している人、または同居していた人は関係するかもしれなないですね。

 

なぜなら、プチカミングアウトに関わることやから、気になる人は読んでみてほしいな。

 

一人暮らし前のちょっと「?」な出来事

 

僕はね、30歳くらいまで親と同居してたんですわ。

 

別にそれだけなら、何の問題もない。

 

で、どうしても一人暮らしがしたくて、そのためにはちょっと離れた地域に転職して引っ越すしかないと思ったわけ。
転職せずに実家の近くに一人暮らししても、あまり意味がないやんね。

 

そして、無事転職先も決まって、一人暮らしをすることに。

 

一人暮らしが決まったこの時は、嬉しかったなぁ。^^

 

だって、一人暮らしを始めたら、ゲイ友を部屋に呼べるんやで?
もちろん、恋人ができたら恋人も。
親と同居してる状態では、こんなん無理やろ?

 

友達を何人か呼んで、部屋でパーティとかできるやん。

 

こういうこと、してみたかったんや。

 

ちょっと女子っぽい?(笑)

 

でもね、ノンケの連中は親と同居しててもそれができるけど、俺らは普通できへんやん。

 

だから、すごく嬉しかったんです。

 

と、それはまぁ置いといて。

 

一人暮らしすることになって、引っ越しの準備をしている時に、見られたら困るものは処分するか、引っ越し先に持っていかなあかんよね。

 

見られたら困るもんって何かって?

 

例えば、ほら、こっち系のビデオやら雑誌やら。^^

 

で、大半の物は友達にあげたり、処分したりしたんやけども、どうしても手元に置いておきたいものが一つあったんですわ。

 

それが、初めて買った最初の雑誌「SABU」。(今はもう廃刊になってもたけどね)

 

これはね、僕がこの世界に本格的に入ることになったトリガー的存在。

 

僕は漫画が好きでね。この雑誌で初めて戎橋政造さんの漫画を見たんですよ。
それまでのゲイ漫画なんて、正直言って申し訳ないけど、それほど上手な漫画家さんがいなかった。
(今は、かっこいいキャラを描くうまいゲイ漫画家さんが増えてきたよね。すごく嬉しいこと。^^)

 

でも、戎橋さんの描く漫画の登場人物は、すごく上手く描かれていて、人間味があって、男臭さを感じさせるセクシーなムチムチ野郎ばっかり。

 

戎橋さんは、僕の中では本格的なゲイ漫画を描いてくれたパイオニア的な存在、て僕は思ってる。
だって、絵の上手さとストーリーが衝撃的やったもん。

 

めっちゃ興奮しましたよ。それにすごくお世話になったし。(笑)

 

その時の漫画タイトルが「残業届け2」。

 

工事現場の体格のええおっちゃんらが、ちょっとSMな感じでやっちゃうっていう内容。
僕はSMはそれほど興味がないんやけども、とても良い内容だったのを覚えてる。

 

で、その思い入れのある戎橋さんの漫画が載ってる雑誌をやね、引っ越し先に持って行こうと思ったんです。

 

でもね、ないんです。

 

その1冊だけが、どこを探しても見つからない。

 

それ以外の雑誌やビデオは押し入れに押し込んでたから、他人に見られることはほぼないんやけども、その1冊だけがどこにもない。

 

もちろん、思い入れのある本やから、自分で処分した覚えもないし、人に貸したりあげたりした記憶もない。

 

でもまぁ、どこかに紛れ込んでるんかもな?と思ってました。

 

そんな風に不思議に思いつつ、これを友人に何気に話したら、こう言われたんです。

 

友人「あ、それは母親が部屋に入ってるね」

 
 

・・・絶句。

 

へ??、、それってことは、つまり・・・

 

バレてるってこと?(汗)

 
 

友人「バレてるかどうかはわからんけども、母親が本を見つけてる可能性があるね」

 

そういうのを「バレてる」って言わへんの?

 

母親が部屋に入るとは

 

結局のところ、本が見つかってないのは事実で、母親がそれを見つけたかどうかはわからへんのですよ。

 

だって、直接聞くわけにもいかへんしね。

 

でも、もし見つけていたら(というかおそらく確実に)、母親としては処分してしまうやろな。父親がそれを知ってるかどうかもわからへんけどもね。

 

友人曰く、どこの母親も絶対に間違いなく自分の息子の部屋を物色するらしい。

 

それは興味があるとかではなく、心配だからなのかもしれへんけどもね。

 

でも、「母親は部屋に入る」ことを聞いてから、実家に帰るのがちょっと怖かったな。

 

とは言っても、母親も父親も普通に接してくれているから、そのあとは別に気にもならなくなったけど。

 

それと、そのあと九州男児の頭の固い父親から「早く結婚しろ」とか、ほぼ言われなくなったから、逆に気分的に楽になったのも事実。

 

まぁ、今回の件については考えても仕方ないことやしね。親は親やし、血縁が切れるものでもないし。

 

ただ、もしあなたが母親と同居しているのであれば、このことは頭の片隅に置いておいた方がええかもしれん。

 

物的証拠を見られてまずいのであれば、何か対策しといてね。^^

 

今はもうネット中心になってるから、エロDVDやら雑誌やら買うことは少ないかもしれへんけども。

 

それでも、母親というのは感がええから、そんな物的証拠がなくても気づいている母親もいるしね。

 

あまり気にしないこと

 

もし、僕と同じような状況になってたとしても、そんなに気にせんでええと思うよ。

 

いつもと同じように接してくれているのであれば、何の問題もない。

 

親は、やっぱり自分の子供には結婚を望む。
でもね、母親の場合は結婚以上に息子の幸せを望んでるんやで。

 

「結婚しなくてもできなくても、幸せでいてくれたらそれでいい。」

 

こう思ってくれる母親って、意外に多い。
特に若い世代の母親はそう。

 

でも、僕らの世代の親は、同性愛ってのは病気だとか一時的なものだとか思ってる人が多いのも事実。

 

そういう場合は、いつまでたっても「結婚」の話をしてくるかもね。

 

そういうても、病気やないから「治る」もんでもないし。

 

結婚せぇって言われたら、軽く受け流しておけばええと思うんよ。

 

ただ、「俺、ゲイだから結婚しない」なんてことを言うかどうかはまた別。
カミングアウトは、ちょっとデリケートな部分やからね。

 

おそらく、なんとなく感づいてる親としては、「そうであって欲しくない」と思って、結婚しろだの言うてくるんや。
または、だからこそ「ゲイなのか?」て聞いてこないんちゃうかな。

 

中には聞いてくる親もおると思うけど。^^

 

カミングアウト自体は自己責任になるわけやけれども、カミングアウトして自分がすっきりする代わりに、親がその荷を背負うことを忘れたらあかんで。^^

 

まぁ、余計なお世話やけどね。^^

 

それでも気になる場合は

 

ゲイであることを親に知られたり知られたくなかったり、または知られる可能性があることで、どうしても気になるんやったら、実家を出て一人暮らしを始めるのも一つの手やで。

 

そうすれば、物的証拠を見られることもなく、部屋を物色されることもなく、「結婚しろ」と言われる回数も減るからね。

 

自分で生活や仕事の全てのことをやることになるけど、基本的に自由。
気が楽になる。

 

親に気を使う必要がなくなるからね。

 

友達や恋人も部屋に呼べるし、パーティしたり旅行も気兼ねなくできる。

 

ほら、何かワクワクせえへん?^^

 

ただ、多くの人が一人暮らしを経験しているか、これから経験することになるんとちゃうかな。

 

特に地方では、「一人暮らしして当たり前」的な考えがあるらしく、一人暮らしを一度もしたことない人のことを、逆に「ありえない」と考えるらしい。

 

もちろん、一人暮らししたことないことは別にええんやけど。機会があれば、一度はしてみるとええかもね。

 

そういえば、今僕が住んでる名古屋では一人暮らし未経験者が多い。これはゲイとかノンケ、男女関係なく。

 

その理由は、名古屋在住の人は持ち家が多く、仕事も学校も地元にあるからやと思う。

 

でも、やっぱりもったいないよねぇ。一人暮らしをするといろいろと勉強になるからね。
特に僕らの場合は、歳取ってから一人で生活することになる可能性があるわけやから、やっぱり一人暮らしは一度は経験した方がええやろなぁ。

 

ちょっと逸脱してしまったけど、実家にいづらい状況になったのであれば、一人暮らしをするのもええもんやで、という話でした。

 

ただ、一人暮らしを始めると不思議なもんで、親は一緒に生活していた時よりも、優しくなったり、気を使ったりし始めるんですわ。

 

僕は少し親父と仲が悪くてね。一人暮らしを始めた理由の一つに、実は親父から離れたい、というのがあった。
でも、一人暮らしを始めたら妙に気を使ってくれるんですわ。
それから親父との仲は悪くなくなったかな。

 

やっぱり親は親。

 

若い頃はいろいろとあると思うけど、いつか親に自分から感謝する時が必ずくる。

 

なんか、おっさんみたいなこと言うてますね。
まぁ、おっさんなんやけど。^^

 

今回は、親にバレたとしても、それほど気にせんでええよ、という話でした。

 

こんな話で役に立っとるんかいな。(苦笑)
ちょっと不安。^^