trouble

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たぶん、ほとんどの奴が悩むんじゃないですかね。

自分のセクシャルマイノリティに。

でも、それが普通です。
たぶん、悩む時期としては、思春期の頃。

小学校の頃から中学校くらいに、ほとんどの奴が気付いて、悩む。
「なんで、皆と違うんだろ?」
「なんで、皆は女が好きなんだろ?」
「なんで、自分だけが男が気になるんだろ?」

て感じで。

大体の奴が皆、同じ。
おそらく、あなたも同じように悩んだんじゃないですかね。
いや、もしかしたら、今その最中かもしれませんね。

でも大丈夫です。
僕も同じだったから。

そして、こうして楽しく元気に生きてます。^^

だから、安心してほしいのです。

今回、伝えることは、思春期の人には安心できる話。
それ以上の年齢の人にとっては、懐かしい話。^^

なぜ、自分だけが・・・?

僕が“そうだ”と確信したのは、中学校の頃でしたね。

詳しくはプロフを読んでほしいんですが、自分だけが周りと違うと感じ始めたんですね。

思春期だから、友達連中は女子が気になりだす時期。

でも、僕は女子が気にならない。
気になるのは、やっぱり野郎ども。(笑)

でも、野郎どもが気にならないフリをしてた。

思春期だから脳と肉体が大きく変化し始める時期。
女子の話はもちろん、野郎の下半身なんかの下ネタに花が咲いてましたからね。

だから、一緒になって話題に入ってました。

とは言っても、だんだんと自分と周りの友達連中との性的変化の違いに、悲しく、寂しくなったりして。

泣きましたね。悔しくて。

「なんで、自分だけ皆とちゃうんや・・・」てな感じで。

そして、あろうことか、親を恨んだりもしたのです。

なぜ恨んだのか。

胎児は男か女かという肉体が先に形成されて、その肉体に応じたホルモンシャワーを母親から受けるって知ってますか?

母親の胎内にいるときに、胎児は母親からホルモンシャワーを浴びるわけですけど、母親が何かしら精神的ストレスや肉体的ストレスを受けると、そのホルモンシャワーが不完全になったりするのです。

そうなると、完全な脳が形成されずに生まれてきてしまうわけです。

それがLGBTが生まれる原因の一つとされてます。本当かどうかわからないんですけどね。

もちろん、これが原因とは言い切れないけども、それを知った僕は、若かったせいか母親に対して「なんで、俺をこんな風に産んだんや!」てな思いがずっとあったんです。

もちろん実際には母親にそんなこと言ってません。
それに母親が悪いわけでもないですし。これは絶対に間違いないこと。

今思うと、本当に親不孝ですよね。
本当、申し訳ないという思いでいっぱいで。
情けないし、恥ずかしい限り。

でも今は、両親に対して心の底から本当に感謝してます。

「こんな俺に産んでくれて、本当にありがとう!」て感じで。

こう思うのは僕だけではないんじゃないですかね。
僕の周りの友達連中も同じじゃないかと思います。

なぜ感謝してるかいうと、

今、幸せに生きているからです。

だから、あなたがもし今悩んでいたとしても、そんなに心配しなくて大丈夫ですよ。^^

不安は誰にでもある

とは言っても、学生時代は不安が続いたりするかもしれません。
その理由は、学生時代はあまり状況が変わらないから。

どういうことかというと、僕らのようなマイノリティと実際に接する機会(出会い)が少ないからなんですね。

それでも、僕の学生時代に比べたら、今の若い人たちは幸せなほうだと思います。

なぜなら、今はインターネットやスマホがあるし。
それを使ってSNSやアプリでいくらでも出会いがありますからね。

僕らの当時は、インターネットはおろか携帯もなかった時代。(笑)

僕がこっちの世界に接点を持ったメディアは、雑誌、文通、ダイヤルQ2。(笑)

文通て。今時そんなものないですよ。^^
僕は文通はやってないですけども。(笑)

ダイヤルQ2って知ってます?
知ってる人は僕と同じ世代なはず。w

ダイヤルQ2とは、なんて言えば良いかな。
今でいう掲示板やツイッターの電話版みたいなものですかね。

特定の番号をプッシュすれば、有料で録音・再生できるっていうサービス。
それを使って、こっちの人とやりとりするんですよ。
「*月*日の*時に、○○公園にいます。目印は・・」みたいな感じで。(笑)

当時は携帯なんかなかったから、このサービスを使ってた人も多いはず。

ちょっと脱線したけど、僕らのようなマイノリティ同士で繋がることができれば、不安は大幅に軽減するってことです。

そして、それは必ずいつか来ます。

だから、そんなに心配しなくても大丈夫ってことです。
これを読んでくれてるあなたも、すでに僕と繋がっているわけですしね。

社会で生きていくための考え

こっちの友達ができても、こっちの恋人ができても、切っても切れない不安というものがあります。

それは、マイノリティとして社会で生きていくということ。

大多数の奴が、自分を偽って社会生活を送ると思います。
僕も同じ。

人目を気にして、会社の中で、プライベートで生活していく。
自分のセクシャリティがばれないように、生きていく。

それは全然問題ないし、そうして頑張って欲しいと思います。

ただし、バレてしまう可能性は少なからずあります。
会社に対しても、ストレートの友達に対しても、家族に対しても。

やっぱり、一番怖いのは会社にバレること。

人によっては、嫌がらせを受けたり、異動させられたりします。
こういうのって、普通に考えて不当なことです。
そこまでいかなくても、社内に知れ渡ることで、周りの連中の態度が変わったりします。

怖いですよね、こんなの。

でも実は、僕は以前の会社でバレた可能性が高いんです。(笑)
なぜそうなったのかは、また今度話すとして。

完全にバレたわけではなくて、グレーな状況になったんですね。

それを知った翌日に、会社に行くのがめちゃくちゃ怖かった覚えが。。

でもね、意外と周りの連中、普通なんですよ。
特に軽蔑されることもなく、普通。
まぁ、はっきりと確定したわけではないからかもしれないですけど。

それが例えブラックになったとしても、堂々としてれば良いんです。
だって、何か悪いことしたわけでもないですからね。

それでも、どうしても居心地が悪い状況になったら、その職場を離れて良いんです。

大事なのは、あなたが幸せに生きることなんですから。

孤独、ではないよ

最初に言っとくけど、孤独を感じる時期はあっても、ずっと孤独な人なんていません。

それはいずれ、必ずどこかで必要な人と出会うから。

ゲイの友達、恋人、マイノリティの理解者。
そして、あなたと同じように悩んでいる人はごまんといます。

僕が高校の時、偶然なんだけど、初めてゲイ雑誌と出会うことがありまして。

それが「さぶ」っていう雑誌やったんですけども、部活の連中がどこかで拾ってきたらしいんです。(笑)
そして、僕も一緒になって部室で皆で読んでました。

ゲラゲラ笑いながら皆で読んでたんだけど、僕の本心は興味津々。^^
皆が帰った後、「さぶ」をこっそりお持ち帰りしたのはいうまでもなく。(笑)

家で「さぶ」を読みあさりながら、期待に胸が膨らんだわけですよ。

「こんな、世界があるんだ!俺だけじゃなかった。。」

その時は、本当に嬉しかったですね。
自分一人じゃない、ということがわかったことで、救われた気がしたからです。

自分と同じマイノリティの人たちがいるってわかると、孤独感が一気に吹き飛ぶ。

そして、実際に友達がたくさんでき始めると、自分をオープンにできるから、楽で面白くて楽しくて、幸せを感じる。

苦しい時期はあったりするけども、生きてて良かったな、て思う。

今あなたがもし孤独感に悩んでいても、この記事を読んでちょっとは楽になってくれてれば、嬉しいです。^^